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味わい鍋
お知らせ

味わい鍋をリニューアル発売!

1985年、一生もので終わらない“二生もの”を目指して開発された味わい鍋を、発売当時からのデザイナーである島崎 信(武蔵野美術大学名誉教授)のデザイン・監修によって次の時代へ向けてリニューアルし「再加工・修理サービス」とともに、2023年9月14日(木)より販売開始いたします。
味わい鍋 発売

昭和から平成、令和へ。日本の食卓をそっと支えた、味わい鍋。

初代「味わい鍋」は、“うすもの”と呼ばれる薄いアルミ鍋が定番だった1980年代に“もっと美味しく作れる鍋”を開発するために結成した「モニター会議」から誕生しました。5人の主婦モニターと協力することにより、鍋としての性能を向上する緻密な設計と、流行に左右されないデザインと使い心地、アルミ鋳造の先駆けであった文化軽金属鋳造株式会社の技術が結集した名作鍋です。1985年にグッドデザイン賞、1996年にはロングライフデザイン賞を受賞(※)しています。
※味わい鍋 両手22cm、両手特深22cm、片手18cm が受賞

「この鍋だけは、残したい!」続けていくため、ファンが繋いだバトン。

発売から39年。味わい鍋には、これまで2度の生産終了の危機がありました。いずれも製造・販売元の廃業によるものでしたが、そのたびに「この鍋だけは、残したい」という販売者の声、「こんなに良い鍋は他にはない」という愛用者の声、「いい鍋だから作り続けたい」という職人の声があって受け継がれてきました。
一つひとつ、熟練の職人が手先の感覚で美しい鍋を造り上げます。
 
「味わい鍋を造ることで、私たちの製造技術も底上げされた。
それくらい手間をかけた鍋でした。」
 

長く愛されてきた理由は、おいしさの基本を大切にしているから。

味わい鍋の特長は、肉厚の鋳物鍋ならではの高い蓄熱性、アルミならではの熱伝導のよさ、昔ながらの羽釜に着想を得た丸みのある形です。そのため、煮物や揚げ物はもちろんのこと、ごはんもムラなくふっくら炊き上げることができるうえ、フタの重みによって、素材のおいしさをぎゅっと閉じ込めた無水調理も可能。さらに、内側のフッ素樹脂加工のおかげでこびりつきにくくお手入れが簡単なので、特別な日も、そうでない日も 「毎日つかう鍋」として、長く愛されてきました。
 
羽釜のような丸みと厚み。熱がすばやく均一に伝わります。
 
素材のかくれた旨みを引き出す無水調理も可能。
 
よけいな水分を入れずにつくれる「無水カレー」
 
両手鍋のフタは、そのまま火にかけてフライパンとしても活躍します。
 
両手鍋のフタはつまみがなくフラット。
積み重ねて収納すれば収納スペースを節約できます。

10年後、20年後、その先も使い続けられる「再加工・修理サービス」もスタート!

1985年の発売当時から、味わい鍋は「一生もので終わらない“二生もの”の鍋」を目指し、いつの時代にも流行に左右されないデザイン、鍋としての性能の良さ、ストレスフリーの使い心地が出来上がりました。今回のリニューアルでは、島崎 信のデザイン・監修により、環境に配慮できる天然木の取っ手に仕様変更するほか、フッ素樹脂のかけ直しができる「再加工・修理サービス(有料)」をスタートします。
手に馴染んだ愛着のある鍋を、いつまでも使い続けられます。 

今後の展望

次の時代へつなげるために。家庭料理の価値とおいしさを高める活動に取り組みます。当社(株式会社 藤栄)は、戦後まもない1945年(昭和20年)に荒物雑貨の小売・卸業として創業。良い製品を「つくり・つたえ・つづける」ため、ブランド事業を展開しています。そして、味わい鍋の製造元である文化軽金属鋳造株式会社は、大正6年創業、鋳物の町・川口の町工場。同社が発明した「文化鍋」は、昭和20~30年代に”一家に一台ある”ともいわれたヒット商品です。私たちは「作り手」の文化軽金属鋳造、「届け手」の藤栄として、家庭料理の価値とおいしさを高める活動にともに取り組み、味わい鍋を次の時代へとつなげます。

私たちの想いに共感していただける方を募集!

・イベントやワークショップの開催にご協力いただける料理家さま
・味わい鍋をお取り扱いいただける、パートナーストアさま
・“日々の味わいを深くする”活動に関心のある皆さま
など、皆さまからのメッセージを心よりお待ちしております!どうぞお気軽にお問合せください。(担当:井上)

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