Relish(京都・大山崎町)の「ラタトゥイユ風 たっぷり夏野菜丼」
「レリッシュの裏庭には畑があり、野菜やハーブ、果樹などを無農薬で育てています。
そこで今回は、無水料理がおいしく仕上がる味わい鍋を使って、夏野菜たっぷりの丼をご紹介します。あえて器を丼にせず、サラダボールやリム付きのプレートなどにすることで、いつもと違った雰囲気を楽しめますよ」
材料(4人分)
鶏モモ肉:1枚
トマト:2個
なす:1本
ズッキーニ:1/2本
パプリカ:1/2個
小麦粉:適量
オリーブオイル:大さじ2
ニンニク:1片
ローリエ:1枚
塩コショウ:適量
薄口醤油(醤油でも可):大さじ1
バジルやイタリアンパセリ:適宜
パルメザンチーズ:適宜
つくり方
①ニンニクはみじん切り、鶏モモ肉は余分な脂を取り除いて、8つに切りわけ、塩コショウと小麦粉をまぶします。
②トマトは十文字に浅く切り込みを入れて味わい鍋に入れ、大さじ3の水を加えてフタをし、弱めの中火で加熱。
皮がはじけたら取り出して皮をむき、ざく切りに。
③ほかの野菜は食べやすい大きさの角切りにします。
④トマトを取り出した鍋にオリーブオイルを引き、①のニンニクと鶏モモ肉を入れて中火でカリッと焼いたら、いったん味わい鍋のフタに取り出します。
③鍋に③の野菜をすべて入れて中火で炒め、全体にオリーブオイルが行き渡ったら、トマトと鶏モモ肉を鍋に戻します。
ローリエと醤油を加えてフタをして、弱火で10分煮ます。
⑥フタをとり、中火でかき混ぜながら野菜から出てきた水分を飛ばし、最後に塩コショウで味を調えます。
■余計な水分を飛ばしてから、味を整えるのがポイント
⑦ごはんの上に盛りつけ、バジルなどのハーブを添え、チーズをかけて完成です。
森 かおる (もり かおる) 料理家・Relish主宰。2003年に料理教室と暮らしの雑貨「Relish」をオープン。 ”作ってうれしいおうちのごはん”がテーマの料理教室、地元農家からみずみずしい野菜が届く小さな朝市「山崎ビオマルシェ」の開催など、安全でおいしい「食」と暮らしの楽しみ方を発信している。2019年にオープンした「Relish 食堂」では季節のランチが大好評。 著書『精進ごはん おうちでできるレシピ108』(東本願寺出版)、『日々のお弁当図鑑』(アノニマ・スタジオ)ほか多数。 公式サイトはこちら |
これから味わい鍋を使う方へ私のお気に入りはフタも調理に使える両手鍋。キッチンは自宅も料理教室も使いやすさを考え見せる収納にしています。温かみがありシンプルな味わい鍋のデザインは、棚に出しっぱなしでも絵になります。 |
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